こんばんは。
今回はボーラワンの振れ取りとバランス取りを行いました。
画像は作業後。
リアは少し大きめの横振れが有り、フロントは振れは無いもののセンターが右にやや大きくズレていました。
スポークテンションは若干緩めでしたがニップルが硬い箇所が有ったので、増し締めは止めておきました。
バランスウェイトはフロントが5.9g、リアが2.7gでした。
こちらのお客様はバルブナットも付ける派ですが、その上で元の重心位置もバルブからズレた位置でしたし、50/24mmサイズのカーボンリムでこの程度のウェイトで済むというのはとても優秀です。
この辺りは流石カンパニョーロと言ったところです。
因みにこちらはご自身でベアリングの洗浄・注油を行ったそうですが、回転に少し異物が入り込んでる感があるのと、玉押しナットが少し緩くてガタが出ていました。
カンパ系のハブの玉当たり調整をご自身でやる場合は、フレームに取り付けてクイックを締め、横から圧力が掛かった状態で調整するのが良いです。
