自動ハンドソープディスペンサ― 修理

その他 作業日報

こんばんは。

自宅用に購入した自動ハンドソープディスペンサ―が初期不良だった為、修理してみました。


画像は作業後。

このディスペンサーは下部に溜めたハンドソープをポンプで吸い上げているワケなのですが、どうにもエアが噛んでいる様な感じで、まともな泡が出てくれない状態でした。

販売元が対処法として挙げていたのが

  • ちゃんとしたメーカーの新品電池に交換する
  • ぬるま湯を通す
  • タンクの薬液を規定量にする
  • 薬液は推奨品を使用する

といった内容でしたが、ウチではこのディスペンサーを2つ購入しておりまして、いずれも新品の電池に推奨品のハンドソープをタンクの規定量で使用していて、1つは正常に動作している状態でした。

ぬるま湯を通すというのは、恐らく長期間使用して中で薬液が固まっている場合などの対処法かと思いますが、一応試した結果は変わらずというか、むしろ悪化した様な気がします。

念の為、正常品と不良品で電池を入れ替えてみましたが変化無かったので、取り敢えずバラしてみました。


水回りで使用するモノとは思えない程、防水処理が施されていなくて驚きました。

エアが噛んでいる様な状態だったワケですので、取り敢えず原因となる様な箇所としてはポンプか薬液ラインくらいしか無さそうなので確認したところ、薬液ラインには特に漏れや亀裂などは無さそうでしたが、


ポンプのダイヤフラムを稼働させる部分が1箇所外れていました。

これがハメるのに中々コツがいりましたが


何とかハマりました。

吸い上げ口が来る位置に注意してポンプを組み、動作確認したところ正常に稼働したので、その他の部品も元通り組み上げて完成です。

その後ネットで調べていたら、全く同じ外観のモノがアルコールディスペンサーとして売られていたので、これもアルコールディスペンサーとして使えるのかと思い、試しに水を吸わせてスプレー噴射されるのか確認したところ、思う様には噴射されませんでした。

で、ハンドソープに戻したところ、またエア噛み発生しました。
再度バラしたところ、またダイヤフラムが外れていたので、水を吸わせるとポンプの負荷が高くなってしまうのかもしれません。

だとすると、販売元に指示されたぬるま湯を通すというのは逆効果な気がします。
現にぬるま湯を通した後は症状が悪化していますので、少なくともダイヤフラムが外れやすくなっている不良品ではやらない方が良いかと思います。

実際にアルコール消毒液なら使えるのかもしれませんが、ウチにはジェルタイプのヤツしか無かった為、諦めて普通にハンドソープディスペンサーとして使用する事にしました。