PowerTap g3 手組ホイール 調整

ホイール 作業日報

こんばんは。

パワータップハブを使用した手組ホイールを調整しました。


DT R460
DT コンペティション#15
Power Tap g3 28H
左右とも逆イタリアンの6本組
という、まぁ逆イタリアン以外はオーソドックスな構成です。


パーツ構成と組み方からして、恐らくホイールビルダードットコムとかでオーダーしたものでは無いかと思われます。(逆イタリアンで組むのはアメリカ人が多いという偏見も加味しての推測)
なぜアメリカ人は逆イタリアンで組むのか、その理由は定かではありません。
歴史と伝統のあるイタリアに対し、歴史の浅い移民の国であるアメリカの慚愧の念がそうさせるのかもしれません。
ただの偏見なのでアメリカ人でも普通にイタリアンやJISで組む人も居るかと思いますが。

取り敢えずホイールの状態としては、かなりハードに使用されていて、リムに変形があるのと、スポークテンションがバラバラなのも、スポークが1本張力に敗けてしまっているのがありました。
センターはNDSへ0.3mm程ズレていましたが、タイヤを着けて空気を入れたら大体真ん中に来そうだったので、そこで調整を行いました。

コンディションはあまり宜しくはありませんが、こちらのお客様はトラブっても大体何とか出来る方なので、リスクをご理解された上で取り敢えずそのまま使われるそうです。