ARGON18 GALLIUM PRO Di2化と部品の固着

作業日報

こんばんは。

アルゴン18 ガリウムプロのコンポーネントをR8050に組み換えました。
R9100やR8000ではディレイラーの調整方法などが前シリーズとは大分変わっていますが、Di2に関しては特に違いはありません。

ただ、現行のモノはフロントインナーの際、リアはトップ3枚以降に入らない様にリミッターが掛けられていますので、インナー側の変速調整をしようと思って、あれ?何故かこれ以上トップ側に行かないぞ!?と焦らない様にしましょう。

このリミッターはシマノE-TUBE Projectから設定変更で解除できます。
で、ここまで文字のみなワケですが、フレームの全体や肝心のコンポは撮影し忘れました。すみません。

こちらのお客様は一応ちょくちょく洗車はしてるとの事でしたが、フレーム内部に入り込んだ汚れや細かいパーツの固着がかなりハードなレベルに達していました。



ブラケットの取付金具が錆び付いて固着。



グロメットとフレームの間に汗が入り込み、結晶化して相当ガッツリ固着。

外れる前は中がどうくっついているのか不明だったので、塗装やフレームにダメージを与えないように外すのは中々大変でした。


シートポストクランプも固着。


ヘッドのトップキャップネジも錆ています。
こちらは作業的に今回はノータッチですが、外す時は苦労しそうな感じがします。

洗車をしてたと言っても、表面的な汚れを拭き取る程度だったようで、雨でも走るしローラーもゴリゴリ回しているそうなので部品の間に入り込んだ汚れは洗い流せていなかった様です。

なので、そういった汚れに普段から余程気を付けているという方でもない限りは、最低でも3ヶ月〜半年に一度くらいはできる範囲で分解洗浄など行った方が良いと思います。

ワイヤー交換やベアリング等のグリスアップや調整などのタイミングで一緒に行うと、調子も維持できますし定期的にリフレッシュ出来るので、心身共に気持ちの良い自転車ライフが送れますし、自転車のライフも延びるかと思います。