ARP-454CL std ニップル交換と調整

ホイール 作業日報

こんばんは。

以前組んだARP-454CL stdのDSのスポークが折れたとの事でお預かりしましたが、実際はニップルがトンだだけだったので想定していたよりも修理の手間が想定よりも大幅に楽になりました。


画像は作業後。

こちらはDSも結線していて、組んだ当時の結線の仕方では、結線箇所を解く事が出来ない為、スポークを交換する場合は対になっているスポークの2本共交換する事になります。

因みに現在の結線方法は後から解く事が可能になっているので、結線したとしてもスポークは1本から交換出来ますし、後からやっぱり結線しない方がいいから戻すという事も可能になりました。
結線した跡は残ってしまいますが…


ニップルは頭の所からパッツリと破断していますので、金属疲労だと思われます。

こちらのお客様は体重3桁の重量級で、更にかなり過酷な使い方をされているので、またすぐに他のニップルも破断する様でしたら、ニップルを全交換した方が良いかと思います。

その際は耐久性重視でブラスニップルに変更する予定です。

ニップル交換した後ついでに点検を行った所、前後とも軽微な横振れと、リアのセンターが微かにDSへズレていたので調整しました。