ARP-60TL G3 調整等

ホイール 作業日報

こんばんは。

ARP-60TL G3のスポーク増し締めとバランサーを行いました。


画像は作業後。

前後共に振れは出ていませんでしたが、トルクが掛かる場面でリアがシュータッチしてしまうとの事で、リアのスポークテンションを上げました。

ついでにホイールバランサーをご依頼頂きましたが、シーラントが入っていた為、まずはシーラントを除去する必要がありました。

シーラントは、ホイールが高速回転している時は遠心力でタイヤの外側全体に均一にビターッとなるので問題ないのですが、停止した状態から少し動かすだけではトロォー…っと、ゆっくり動くので重さの偏りを探るのに邪魔になるワケです。

60mmハイトで、バルブ長も少しだけ長いのをご使用の為か、フロント13.7g リア17.2gとかなり偏っていました。

重量の偏りが大きい場合、スポークとの兼ね合いでバランスウェイトを貼る位置に悩まされる事が多いのですが、

リアは丁度G3組みのスポークの無いゾーンだったのでラッキーでした。

因みにフロントはスポークを跨ぐ所だったので

この様にスポークを避けるカタチになりました。

リムの側面に貼ればええやんと思う方もいらっしゃる事でしょうが、私は信仰上バランスウェイトをリム側面に貼る事は禁じられているのです。