ZONDA C15 調整

ホイール 作業日報

こんばんは。

8年ほど使い込んだゾンダの縦振れが酷いとの事でお持ち頂きました。


画像は作業後。

こちらのお客様は、基本的に整備はご自身で行っているそうで、ハブベアリングの洗浄・注油等は定期的に行っていたそうなのですが、スポークの方はノータッチだったそうです。

状態としては、フロントは玉当たりがキツ過ぎてすぐにでも緩めたい状態でしたが、そこはご自身で調整されるとの事でそのままにしておきまして、振れもほぼ無く、センターもほぼ合っていましたが、スポークテンションが経年使用で全体的にキレイに緩んでいましたが、特にシュータッチもしないとの事で、テンションは変えずにそのまま振れとセンターの微調整のみ行いました。

因みにフロントの玉押しナットが右側になっていたので、次回ベアリングのグリスアップをする際に左側に直して頂ければと思います。

リアは縦振れがあるとの事でしたが、これはG3組み特有のスポークが有る所と無い所の差で必然的に出てしまうモノで、最大で0.4mmの落差だったのでG3としては妥当なところというか、むしろ少ない方です。

横振れもほぼありませんが、スポークテンションのバラ付きが目立ちました。
で、こちらタイヤがないので、仕様空気圧でセンターを合わせられませんが、空の状態でセンターを合わせるとのご注文を頂きましたので、スポークテンションを均一に調整しながらセンターを出しました。