SPEED 40C 調整

ホイール 作業日報

こんばんは。

スピード40の調整を行いました。


画像は作業後。

こちらのホイールは2万km近く使用されているそうで、リアの振れ取りついでに点検がてら前後共お預かりしました。

2万km乗っていて、落車も何度かされているとの事ですが、フロントはスポークが全体的にヤレてる感があってテンションが低めではあるものの、横振れもほぼ無く、軽微なセンターズレのみでした。
センターを合わせながらスポークを少しだけ張りました。

リアは大きな横振れ1ヶ所とセンターが右へ0.4mmズレていました。

リアの方がスポークのヤレ感も大きく、やはりテンションも全体的に低めです。ヤレが原因でスポークテンションを周りと揃えられないのが何本かありました。

金属疲労が蓄積されている所にあまりテンションを掛けてしまうも破断リスクが上がりそうで怖いのですが、使用感を伺ったところ少し軟そうな印象だったので、お客様とご相談した上でスポークテンションはちょい上げにしました。

前後共に調整前の状態ではスポークの角度が散らかっているのが目立ち、ほぼ真横を向いている様なのもありました。

このスポーク角度が揃っていないというのは、マビックやカンパのステンレススポークモデルに多い様な気がします。

単純に分母が多いからそう感じるのかもしれませんが…。