CL50 初回点検 ジョイコン スティック交換

その他 ホイール 作業日報

こんばんは。

以前当店でエアロスポークに組み換えたCL50の初回点検でお預かりしました。


画像は作業後。

フロントは全くやる事が無く、リアは振れとは言えないくらいの非常に軽微な横振れがありましたので調整しました。

前回組み換えた際にスポークテンションは純正出荷時よりも高めに調整しておりまして、登りではレスポンスが良く気に入っているけれど、巡行での速度維持ではペダリングを丁寧にしないと失速し易い感じがあるとの事でした。

こういった、体感が理屈と合っているケースは、改善策のご提案もし易いので助かります。

中には体感が理屈と合っていないケースも往々にしてありますが、複合的な要因でそう感じてしまうだけで、一つ一つ紐解いてゆけば殆どの場合は理屈で説明が付きます。

取り敢えず今回は、巡行時も楽できて登りでのレスポンスも良いと感じる丁度良いスポークテンションがあるかもしれないのでスポークテンションの段階的な調整をご提案しましたが、現状でも別に丁寧に回せば巡行も問題ないし、次のターゲットレースがヒルクライムなので登りでの乗り味に重点を置きたいとの事で、取り敢えずレースが終わるまでは現状のセッティングのままでゆく事になりました。

ついでにニンテンドースイッチのジョイコンのスティックが調子悪いとの事で、スティック交換×4もご依頼頂きました。

当初は記事を分けようと思っていたのですが、ホイールの方は書く事が少なかった為、まとめて掲載する事にしました。


画像は作業後。

替えのスティックはお持ち込み頂きました。


左が替えで、右が純正です。
スティックのヘッドと配線の色は純正と同じっぽいですが、よく見ると異なる箇所が多いです。


側面の嚙み合わせ形状は四方とも異なります。


背面です。


替えのスティックには一つ一つに検品した方の押印があります。
こちらの4つは全て上野さんに検品して頂いた様です。
お疲れ様でした。


ジョイコンは開けるとこんな感じになっています。

スティック交換後は校正を行い、お客様に動作確認をして頂きましたが4つ全て良好との事でした。

替えのスティックには不良品も多い様ですが、今回お持ち込み頂いたスティックはパッケージもキチンとしていますし検査印も付いていて品質は良さそうです。