Bulletハブホイール リム交換

ホイール 作業日報 組み換え

こんばんは。

こちらは以前バレットハブ+中華50リムをお持ち込み頂き当店で組んだホイールになりますが、リムを損傷させてしまったとの事で、再度リムをお持ち込みで組み換えのご依頼です。


画像は作業後。


バレットハブです。
因みにですが、ゾンダやボーラ等とはDSフランジのPCDが少々異なります。


リムは3K平織りでボーラ風な感じですが、ブレーキ面の加工はスリットタイプながらAC3風ではなくZIPP風です。


チューブレス対応でリムテープ不要です。
50/25mmでフロント407gのリア426gとかなり軽量です。


こちらは元のリムですが、損傷とは言っても表面的な傷のみで、クラック等は無さそうです。
フロントリムの左右同じ位置の外周部付近に無数の擦り傷が付いていますので、恐らくグレーチングや段差スロープの様なモノに挟まった感じではないかと思われます。

こちらのお客様は京都にお住まいの為いつも輸送での対応なのですが、こちらのホイールを発送して数日後、お客様からご連絡を頂いたのですが


まずこちらの画像が目に入りギョギョギョッとしました。

何事かと思い文章を読んでみると、タイヤを装着して空気を入れたらリムが破裂したとの事です。

画像をよく見ると、ビードフックの部分で外周部とブレーキ面が剥離している様です。

不良品という事で、現在リムの購入元と交渉中だそうです。

もしこれがARPホイールなど当店の手配したリムで発生したら…と考えただけでも体温が1℃下がる程ゾッとしますが、何度か仕入れ元を変更しつつも現在までこの様な事例は1度も発生していませんし、今後も絶対に起きないでほしいと切に願います。

しかし組んでいる際には何の違和感も無く、至って普通と言いますか、むしろリムの精度は高い印象でしたので、この様な破損をした事に本当に驚きました。

ある程度空気圧を掛けて初めて露呈する不良かと思いますので、今後は当店で仕入れたリムに関しては空気圧を掛けて24h放置とか、そんな感じの検査項目を追加する事とします。

お客様の持ち込みリムに関しては、私が空気を入れた際にリムが破裂すると、何か当店の過失みたいな感じになっても困りますので、基本的にはノータッチにしようと思います。

持ち込みリムでホイール製作と同時にタイヤ組付けのご依頼があった場合には、基本的にタイヤ組付けはお客様のいる前でご一緒に確認してもらいながら作業をする事とします。

忘れてしまわない様にしなければ…。