Racing ZERO 振れ取り

ホイール 作業日報

こんばんは。

レーゼロの振れ取りを行いました。


画像は作業後。

レースで落車した際にフロントのスポークとリムを破損し、ショップにてリムとスポークの交換を行ったそうですが、お客様の方で目視で確認したところ横振れがあったそうです。

実際、1箇所だけ左に0.2mmの横振れがありましたが、この程度でしたらかなり軽微なので一応このくらい追い込んでいるなら良い方ですなのですけれど、センターが左に0.3mm程ズレていましたのでこれは頂けません。

センター位置を合わせ、横振れは±0.1mmに調整しました。

ついでにリアも見てみたところ、リアの方がガッツリ振れていました。


ちょっと分かり辛いですがスポークが1本曲がっています。

恐らく落車の際に曲がったのだと思われますが、フロントが派手にいったのもあってリアのダメージに気付かなかったそうです。

この曲がったスポークの所で0.7mmの横振れが出ていますが、闇雲にダメージの入ったアルミスポークを張っていくのは破断しそうで怖いので、隣や反対側など近所のスポークでサポートしつつ横振れ±0.1mmに調整しました。

で、リアもセンターがNDSの方へ0.3mm程度ズレていましたので合わせました。

リアでクリンチャーで2:1なので、空気を入れる前後でセンターはズレ易いのですが、ズレるにしても通常はDSの方へズレるモノなので、空気を入れた状態でNDSの方へズレていると言う事は、元はかなりNDSの方へズレているのだと思われます。

曲がったスポークは早めに交換される事をオススメします。

ステッカーは前後分で5000円くらいするらしいので、フロントリムはステッカーを貼らずに無地のまま使用しているそうです。