ホイール組み iCANリム持ち込み

ホイール 作業日報 組み換え

こんばんは。

iCANのリムを持ち込みでフロントホイールを組みました。


画像は作業後。

50/20mmのクリンチャーでリム重量は493gでした。
20mm幅でこの重さは、まぁ安いなりといったところでしょうか。

スポークとハブはARPホイールに採用しているモノを使用しました。

リム精度がイマイチで取り切れない縦振れがありましたが使用に支障が出るほどのものではなく、普通に使える範囲内です。

今回の案件は保証期間内でiCANホイールのリムが破損した為、iCANに問い合わせたら無地のリムだけが送られてきたそうで、その事について再度問い合わせたら、リムが破損したのだからリムを送りますの一点張りだったそうです。

ホイールの状態で販売しているのにこの屁理屈みたいな対応は如何なモノかと思いましたが、恐らく社内にまともにホイールを組める人間が居ないのだと思われますので仕方が無いのかもしれません
iCANホイールの価格は非常に安価でその点は素晴らしいと思いますが、当店で何件かiC○Nホイールを調整等でお預かりしている限りでは、センターが激しくズレていたり、ハブ軸のエンドキャップが変にハマっていてハブ軸に干渉してかなりの抵抗になっておりロクに回転しなかったり、リムのニップルホールの処理が甘い(恐らくしていない)せいでニップルの抵抗が大きく動きが悪い為スポークテンションを張り切れなかったりと酷い状態のモノが多い印象で、リムを仕入れている中国の工場で組まれたホイールを、ロクに検品もせずに日本で販売しているのだと思われます

思わず色々と本音が溢れ落ちてしまいましたが、何とか線で隠したのでセーフです。アブナイアブナイ