ARP-40TL G3 CULT化

ホイール 作業日報

こんばんは。

店頭サンプル品のARP-40TL G3のCULT化をしました。


画像は作業後。


ゾンダは前後共同じ径なので、HB-HY100を2セット用意しました。


バラしまして


ボールレースも外しました。


左の黒真珠様がセラミック球、右の銀色のが鋼球です。


左が対セラミック用に硬度を増した玉押し、右が鋼球用です。

ボールレースは外して比較した画像を撮り忘れましたが、中々見分けるのは難しいです。


こちらはカルト用です。


こちらは元々ゾンダに付いていた方です。

この状態では更に見分けが付きません。

鋼球用のボールレースと玉押しには、ベアリングとの間にグリスが収まる様にクリアランスが広く設定されているそうですが、カルト用はそのグリスポケット的なモノは不要なのでクリアランスが狭くなっています。

要は玉の当たる面のRと、表面硬度が違うという事ですが、結局見た目で判別するのは難しいです。


で、ブラックパール様を玉座に据えまして、以降組み上がりまでの画像は撮り忘れました。

カルト化しますとハブの芯のカッチリした感じが増すのと、トゥルーーーーっとした回転の良さが感じられると思います。

これでタイムが劇的に縮まるかと言えばそうでもないと思いますが、走っている限り回転し続けているパーツなので、ロードレースなど長い距離を走り続けた上でまた最後の最後に絞り出す時等にカルト化の恩恵が得られるかもしれません。

せっかく業界で最も高精度であるCULTベアリングを使用する事が出来るのだから、ゾンダやレー3以上のグレードをお使いの方はカルト化をご検討されてみては如何でしょうか。