リム持込でホイールを組みました。

ホイール 作業日報

こんばんば。

XYZというメーカーのカーボンリムをお持ち込み頂いて、ホイールを組みました。


画像は作業後。

こちらのお客様は体重50kg台でリムハイトも45mmありますので、全て軽量スポークでも良さそうでしたが、乗り味の好みが若干不明確だった為、リアは両側高比重スポークで非接触組みという一番調整幅を広く取れるパーツ構成と組み方を選択しました。

ハブはARPホイールのstdシリーズのモノを使用しまして、前後で1459gです。

リムは45mmハイトの26mmワイドで、フロント442g、リア448gと、45/26mmというサイズ的には結構軽い部類です。


ブレーキトラックの加工は初めて見るタイプで、中々面白そうな形状です。
カーボン柄はUDのツヤ消しです。


リム外周にニップル穴があるタイプで、折角なのでダブルスクエアニップルを使用しました。
チューブレス対応で、ビードを誘導する溝が広く、かなりシッカリとした明確な穴振りが施されています。

この様な明確な穴振りはオフロード用のリムに多い気がします。
XYZのカタログを拝見したところ、MTBリムのラインナップも豊富なので、もしかしたらメインはそっちなのかもしれません。

精度も高く、質量剛性比も優秀で、良いリムだと思います。
ニップル穴のバリも非常に少なくて関心しましたが、全く無いワケでは無かったのでキチンと処理しました。


今回はリム持ち込みの為ARPホイールという扱いではないので、ロゴ無しでロットナンバーの無いタイプのステッカーのみ貼らせて頂きました。
もし気に入らない様であれば剥がして頂いて結構です。

しかし納品時に店頭で「チッ…んだこのダッセェステッカーは」と吐き捨てながら剥がされると流石にヘコむので、ご自宅に持ち帰ってからそっと剥がす様にお願いします。

納品時にタイヤ等をご持参頂き、店舗周辺を軽く試走して頂きながら乗り味の調整を行う予定です。