8月分の抽選開始直前のアナウンスになってしまい申し訳ございません。
現在、ARPホイールの新モデルの開発を行っておりますので、今後の予定などザックリとお伝えいたします。
現在は前後で異なるモデルでの受注も開始している為、モデル名を下記の表記方法にいたします。(新型のご案内についてもこの表記を使用する為、先に記載します。)
例)
TFC4:フロントTFC/リアGD4
TFC5:フロントTFC/リアGD5
GD4/3:フロントGD4/リアGD3
TFC4W:フロントTFC/リアGD4W
GD4W/4:フロントGD4W/リアGD4
①リムについて
・TFCのマイナーチェンジ:
TFCのフロントリムについて、マテリアルの見直しで若干の軽量化ができそうです。
時期は少し先になりますが、条件が固まり次第順次入れ替えてゆきます。
※現時点で入れ替え時期は未定ですので「私のオーダー分はどうなりますか?」など個別のお問い合わせはお控え願います。
・GD4W (GD4リムのワイド版):
以前より、GD4はリムハイトが高い上にリム重量が非常に軽いため横風に煽られ易いというご意見が多く、予てから改善したいと考えておりました。
先日リリースされたR〇VALの新型を参考にさせて頂き、GD4のフロント用とTFCのリア用を想定して新たに金型を起こしました。

GD4W
リムハイト:46mm
リム内幅:21mm
リム外幅(外周部):29mm
リム外幅(中央部):31.3mm
リム外周平面:1.6mm
リム重量(最大):350g
リム外周平面とは端的に言うと、外周部に平らな部分があるとリム打ちパンクの発生リスクが劇的に下がるよ、というモノです。
通常、リム外周は円形になっているのでリム打ちした際に点で当たってしまう為パンクし易いが、平面の部分があるとリム打ちの際に当たる面積が広くなるのでパンクしにくくなるよ、という理屈です。
因みにTFCフロントリム外周平面は2.3mmです。
TFCとGD4Wのリムはビードフックが分厚い事により、パンク時などにタイヤが外れてしまうリスクも低下します。
本日GD4Wの金型完成しましたので、GD4をオーダー済みで納品予定日が10月以降の方はフロントのみGD4Wに変更する等も可能です。(追加費用16500円)
重量変化の目安
GD4W SL 重量1160g
GD4W CS 重量1100g
GD4W/4 SL 重量1130g
GD4W/4 CS 重量1070g
②VONOAスポーク採用モデル
現在VONOAの第四世代スポーク採用モデルを開発中です。
こちらはリムのニップル穴もハブのフランジも専用設計になりますので、従来モデルとの互換性はありません。
VONOA採用モデルについては、恐らく試作品が仕上がるのが2~4ヶ月後、一般販売開始は早くても6~8ヶ月後、初期ロットの納品時期は12ヶ月後~、くらいのイメージです。
ラインナップについてはTFC4Wをメインに開発し、その後GD3、STHの合計3種の予定です。
将来的にカーボンスポークモデルはVONOAのみとして、現行のCSは取り扱いを停止してゆく予定です。
もちろん現行CSの取り扱い停止後もパーツのストックは継続し、現行CSモデルの補修など対応可能ですのでご安心ください。
以上、よろしくお願いします。